退職する方が身近にいる場合、長い間お疲れ様でした、という気持ちを込めて、ぜひともねぎらいの言葉とプレゼントを渡しましょう。

物でもいいですし、時には、物より思い出、もっともっと欲張って物も思い出もプレゼントしてはいかがでしょうか？きっと喜んでもらえるでしょう。

今回は退職のお祝いで感動した！その後、セカンドライフを楽しんでいる！というエピソードを二つ、お伝えします。

ステンドグラスの輝きに父の繊細さを再発見！

習い事は、小学生の時にお習字を習っていただけだった父。ずっと働きづめで、趣味をする時間もなかなかなかったそうです。今年、定年退職し、家でのんびりすることになりました。

父は見かけはごつごつしていて、中背です。警察官をしていたので、雰囲気は少し強そうというか、仕事を辞めた今でもなんだか厳しそうな外見をしています。性格はいたって真面目です。

さて、そんな父ですが、意外にもガラス工芸が好きなことがわかったんです。と、いうのも去年、父と母と私で、自治会が主催する文化祭に行ってきました。公民館で活動しているサークルの展示発表があり、父はあるコーナーで足を止めました。

なんと、「ステンドグラス」のサークルでした。色とりどりのガラスが使われた、ランプシェードが並んでいるところに立ち止り、「これ、きれいだな」と母に語り掛ける父。「一度習ってみたいものだ」とぽつりと言いました。「でも、サークルに入るってのもなぁ」と、父がいきなりあきらめてしまったので話題がそれきりになってしまいました。

定年退職のお祝いに何かプレゼントしたいと思っていた私は、カタログギフトのサイトをちらちら見ていました。そして、あるページで、ひらめいたのです。
「ステンドグラス制作体験を贈るのはどうだろう？！」
さっそくカタログを注文し、父にステンドグラス制作体験をすすめてみました。

すると、父はさっそく申込み、先週の月曜日にオリジナルの作品を作ってきました！

ごつごつした父に一見似合わない、繊細な色のガラスの組み合わせでした。父は初めての制作体験に感動したらしく、そのあと一週間ほどステンドグラスについて語っていました。私は新たな父の一面を発見できました。この後、父は二の足を踏んでいた、ステンドグラスサークルに入ることができました。

趣味は農業　おいしい野菜を食卓へ

退職して10年になる、夫の趣味は農業です。近所の市民農園の一画と、自宅の庭を耕すことが趣味です。夏にはおいしいオクラとスイートコーンがたくさんとれました。近所の人にもおすそ分けしました。おいしい季節の野菜が食卓に並ぶので、私としてはうれしい限りです。

農業ライフを楽しむ夫ですが、以前は農業とは全く関連のないところでずっと働いていました。
この前は、「オクラの実は上を向いてついているんだね」と、嬉しそうに報告してきました。どうやら、今まで植物に触れ合う時間はなかったようです。

働いていた時は、知らない場所に出張できたり、仲間と飲みに出かけたり、会社の中での人間関係がありました。しかし、退職してからはそうもいきません。新しく、打ち込めることができて、夫は幸せだと思います。毎日とれるおいしい野菜と夫の笑顔を、今日も楽しみにしています。

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心温まるエピソード、いかがでしたか？
退職後のセカンドライフの趣味につなげられるプレゼントって、とても素敵ですね。

たとえば、乗馬。馬との一体感は味わった者にしかわからない爽快感がありますよ。初心者のための乗馬体験ペアコースなど、おすすめです。健康にもいいですし、動物好きには馬のかわいらしさが心に響くギフトです。

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