春の旅ギフトは、「花と温泉」をテーマで贈るのがおすすめ

新生活が始まる春は、お祝いや慰労など贈答機会が重なる時期。
人気の旅ギフトを贈る場合であれば、季節感を反映して「花と温泉」をテーマにしてみてはいかがでしょう?
GW前の穏やかな気候の旅は、両親などシニア世代におすすめするにはピッタリのギフトになりそう。
今回は関東周辺から訪れやすいスポットを探してみました。

名湯も豊富、伊豆の花旅

海と山、そして温暖な気候の伊豆は春を探しに行くエリアとしては最適です。
まずおすすめしたいのは、伊東市の「さくらの里」。大室山西麓、約4万平方メートルにおよんで広がる公園では40種3000本の桜が楽しめます。

 

見ごろのピークは4月上旬ですが、40種の中には5月にピークを迎える佐野菊などもあり、GWぐらいまでは大室山のまろやかな稜線とともに咲き誇る桜を十分に堪能できます。

 

ほか、西伊豆の黄金崎や三島神社なども桜の名所。
また、5月初旬まで楽しめる小室山公園の見事なつつじなども、これから見ごろを迎えます。

 

伊豆エリアといえば、質の高い温泉が揃っているのも魅力。
花と海の幸、そして名湯と、三拍子そろった癒しの旅がかなえられますね。

花の都、千葉は穴場の旅スポット

都内近郊だと、身近すぎて泊まり旅のイメージが薄い千葉ですが、関東屈指の花スポットですので、春旅にはおすすめです。
桜の見ごろを終えた後でも、牡丹やつつじがピークを迎えますので、鮮やかな春の花を味わいに行くにはピッタリ。

 

牡丹は茂原市の茂原牡丹園、ツツジは、野田市の清水公園や東庄町の雲井岬(くもいがさき)つつじ公園などが代表的なスポットですし、GWを過ぎると、バラ園の開花がピーク。
日本有数のバラ園である八千代市の京成バラ園をはじめ、佐倉市の草ぶえの丘バラ園、習志野市の谷津バラ園など、交通アクセスのよいエリアで花めぐりを楽しむこともできます。

 

また、温泉イメージの薄い千葉ですが、九十九里浜沿いの犬吠崎温泉や、白子温泉、また中央部では養老温泉、南房総では館山温泉や白浜温泉など、湯質のよい温泉も多数。

 

両親などシニアに旅をすすめる際には、行き返りの負担が少ない近場のスポットは贈る側も安心です。
花と海と渓谷につつまれた温暖な気候の千葉エリア、ぜひ一考してみてはいかがでしょう。

秩父・長瀞は花やアクティビティを楽しめる

埼玉とはいえ群馬にほど近い長瀞は、都心からでも関越道や中央道、圏央道を利用でき、2時間かからずに行ける交通アクセスのよいレジャー地として見直されています。
桜の開花も都心よりは遅く、4月下旬まで実施されている「桜まつり」では、3000本ものさまざまな種類の桜を楽しめます。とくに4月中旬以降であれば華やかな八重桜のピーク。

 

また、長瀞アルプスでは3~4時間で歩ける初心者向けのハイキングコースなどもあり、新緑と山根に群生するツツジなども楽しむことができますので、山歩きなどが趣味のご両親などにおすすめすれば、きっと満足してくれるはず。

 

また秩父温泉には景観の素晴らしい宿が揃っており、花見物やハイキングを楽しんだ後に地のものの美味しい食事とお湯を楽しめ、自然と親しむ小旅行を満喫することができます。

 

いかがでしょう?近場の春旅、ご自身で、またはご両親への旅ギフトとして検討してみては?