コスモス、サルビア、百日草……秋の花めぐり旅おすすめスポット
実は秋もさまざまな花が咲き乱れる美しい季節。
春の花より少しだけ落ち着いていて、それでも満開に咲き誇る可憐な花々。
紅葉には少し早いこの時期は、
そんな花を探しに行く旅に出かけてみるのはいかがでしょうか?
気候もよく、山歩きも快適な時期なので、ファミリーでの旅行にもぴったり。
あるいはシニア世代の両親に、旅ギフトとして贈ってみるのもおすすめです。
そこで今回は、秋の花めぐりにぴったりの3スポットをご紹介。
見どころ、楽しみ方、周辺スポット情報などと合わせて
秋の旅行計画の参考にしてみてください。
首都圏からのアクセスも良い「八ヶ岳 富士見高原リゾート 花の里」
東京からも名古屋からも約2時間。
八ヶ岳の麓、標高1250mの高原に広がる公園は、秋も色とりどりの花が楽しめます。
夏から10月上旬まで長期間咲き誇る百日草をはじめ、
ルドベキア、ケイトウ、サルビア、ベロニカなど見られる花は多種多様。
白樺が林立する「白樺エリア」、
ゲレンデ状になった花畑を遠くまで見渡せる「ロマンスエリア」など
園内もバラエティに富んでいて、いつまでも見飽きることがありません。
電動カートやリフト、さらにパターゴルフや蕎麦打ち体験などもあり、
ファミリーでも一日たっぷり楽しめるはず。
周辺には日帰り温泉施設も点在しているので、
温泉でリラックスしてから名物の蕎麦に舌鼓
なんてプランもいいかもしれませんね。
[Data]
八ヶ岳 富士見高原リゾート 花の里
TEL0266-66-2932
長野県諏訪郡富士見町境12067
コスモスの絨毯は圧巻!「花の駅 生駒高原」
霧島山の麓に広がる約12万㎡の高原。
晩夏から秋にかけては黄色、オレンジ、朱色のキバナコスモスが咲き誇ります。
さらに圧巻は、9月下旬から見られる一面のコスモス。
その数はなんと100万本に上り、
見渡すかぎりのコスモス畑が目を楽しませてくれるのです。
雄大な山々をバックに一面が白とピンクに染まるコスモスの絨毯は、
まさにここでしか見られない絶景といえるでしょう。
さらに周辺にはハイキングが楽しめる「えびの高原」、
約1時間で登頂できる「韓国岳」など
気軽に楽しめるトレッキングスポットもたくさん。
もちろん、それらのコース上でも、さまざまな秋の花が楽しめます。
ちなみにこの高原のある小林市は、「星のふるさと日本一」に5回も選ばれた星の名所。
夜になれば美しい星空が目を楽しませてくれることでしょう。
[Data]
花の駅 生駒高原
TEL0984-27-1919
宮崎県小林市南西方8565
東北の短い秋を楽しむ「松山御本丸公園(コスモス園)」
夏の余韻が過ぎると、程なく冬が駆け足でやってくる東北。
短い秋を楽しむなら、こちらのスポットがおすすめです。
見どころは例年9月上旬から10月上旬(2015年は9/5~10/4)に開園するコスモス園。
かつて松山城(千石城)が建っていた高台に、約20種20万本のコスモスが咲き乱れます。
もちろん高台にあるため、眺望も抜群。
大崎平野を一望する絶景は、美しいコスモスとともに、東北の秋を目に焼き付けてくれることでしょう。
また園内では、車夫が押すことで車両を動かす人車軌道の運行も。
かつて使われていた人車軌道を実際に体験できる貴重な施設として
とくに子供連れのファミリーに人気を集めています。
仙台市内からは三陸自動車道経由で1時間ほど。
インターからのアクセスも良いので、
石巻や松島の観光と合わせて、気軽に訪れられるのも魅力です。
[Data]
松山御本丸公園(コスモス園)
TEL0229-55-2111
大崎市松山千石字広田30