9月のシルバーウィークにおすすめ、ちょっとオトナな沖縄旅

2015年のシルバーウィークは、9月19日~23日までの5日間。これだけ長ければ、普段の週末では行けない遠方へも旅行可能ですね。
そこでおすすめしたいのが沖縄!
5日間あれば那覇周辺だけでなく、那覇からちょっと足を延ばした周辺エリアまで楽しめてしまいます。

8月の喧騒が過ぎた沖縄本島は大人にぴったりのシーズン

沖縄というと、若い人向けのリゾート地と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。大人が訪れても十分楽しめる観光施設や食事処などが目白押しなんです。

 

それに、9月になれば夏休みは終わっていますから、どこもある程度空いているのも魅力です。それなのに、9月の平均気温は盛夏とさほど変わりません。
9月の沖縄は、まだまだ夏真っ盛りと言っていいでしょう。

 

確かに台風のリスクはありますが、これは8月でもいえること。沖縄旅行と台風は切っても切れない関係と、腹をくくるしかありませんね。

事前に交通機関のチェックは忘れずに

沖縄旅行で大切なのは足の確保です。
沖縄本島には「ゆいレール」というモノレールが走っていますが、これも空港から首里までの区間だけ。那覇や首里観光だけなら、これにタクシーを組み合わせれば十分なのですが、問題となってくるのは、読谷村や恩納村、名護など、その他の人気観光エリアに行く場合です。

 

路線バスもあるにはあるのですが、本数が少なく、停車場も限られているため、観光客が利用しやすいとはいえません。
やはり、沖縄本島で那覇以外も観光する場合にはレンタカーが必要になってくるでしょう。

 

運転に自信がない人はタクシーの貸切プランを利用してもいいでしょう。6時間で約1万7,000円、8時間で約2万1,000円といった料金設定なので、タクシーの乗車人数を上限として、なるべく大人数で利用したほうが、一人あたりの料金は安くなります。

 

また、ほんの数時間だけ車を利用したいという場合は、カーシェアリングを利用するのも手ですね。

那覇周辺エリアなら通好みのツアーがおすすめ

さて、では具体的な旅行プランをご紹介しましょう。まずは那覇や首里といった、ゆいレールで観光できるエリアについてです。

 

一般的に外せない観光スポットといえば、那覇の交際通りや牧志公設市場などでしょう。もちろん、こういった定番スポットも訪れてほしいのですが、大人はこれだけでは満足できないかもしれません。

 

大人にふさわしいのは、知的好奇心を満たしてくれる、テーマを持った街歩き。例えば三線の体験レッスン付きツアーや、昔ながらの町並みが残るエリアを周るツアーなど、ガイド付きツアーに参加してみるといいでしょう。
ガイドブック片手に繁華街を巡るより、ずっと深く沖縄の歴史や風情を感じられるはず。

今、一番アツいのは北部エリア!

続いてご紹介するのは那覇以外のエリア。パワースポットが集まる南部エリアや、高級リゾートが集まる中部エリアも人気は高いのですが、ぜひとも訪れてもらいたいのは北部エリアです。

 

名護市から北の北部エリアは、手付かずの自然も多く残っている「やんばる」と呼ばれているエリアです。必要以上に開発が進んでいないため、本島ではもっとも沖縄らしいエリアといえるかもしれません。

 

ドライブするだけでなく、トレッキングやリバーカヤックに参加すれば、沖縄の自然をより間近に感じられるでしょう。

 

さらに、このエリアには沖縄本島でナンバーワンの人気を誇る「沖縄美ら海水族館」があります。巨大な水槽の中をジンベエザメが悠々と泳ぐ様子は圧巻ですよ。シルバーウィークには敷地内の公園で、ジャズなポップス、沖縄民謡などのライブ演奏も行われるようです。

 

そのほかにも、昔ながらの沖縄そばを食べられる店や、築数十年を経た琉球古民家を利用したカフェなども点在。見どころや立ち寄りスポットが多彩なので、北部エリアに1~2泊して、じっくりと観光するのもいいでしょう。