梅雨明けしたら夏本番!「海の日」にちなんだお出かけ情報

2015年の梅雨は例年と比べ降水量が多く、
ジメジメとした日が続きました。
しかしそんな鬱陶しい季節もあと少し。
梅雨明け、そして楽しい夏休みも目前です。

そこで今回は、夏への幕開けとなる「海の日」(2015年は7月20日)にちなんだイベントをご紹介。
暑い夏へ思いを馳せ、楽しい計画を練ることで、
梅雨の憂鬱さを吹き飛ばしましょう!

まずはおさらい。「海の日」ってどんな日?

「海の日」は祝日としては新しく、施行されたのは1996年のこと。
当初は7月20日と定められていましたが、
2003年の祝日法改正により、7月の第3土曜日となりました。

 

これにより「海の日」は、自動的に土・日曜とあわせた3連休に。
本格的な夏のスタートとしての位置づけも確立され、
さまざまな夏のイベントが開催されるようになりました。

 

実は、この日に行われるイベントについては、
「国民の間に広く海洋についての理解と関心を深めるような行事が実施されるよう努めなければならない」という法律も定められています。
つまり「海の日」にイベントが多数開催されるのは、国の奨励という一因もあるのです。

 

加えて2015年は、記念すべき20回目の「海の日」。
節目の年だけに、例年以上のバラエティ豊かなイベントが予定されています。

恒例行事の「海フェスタ」、今年は熊本で開催

「海フェスタ」は、多彩なイベントで家族みんなで楽しめる
いわば「海の日」のメインイベント。
毎年、海に縁の深い自治体で開催され、
2015年は熊本県有明海沿岸地域が会場となります。

 

日程は2015年7月18日(土) ~ 8月2日(日)の16日間。
多彩なステージイベントや展示のほか、
有明海の魚のつかみ取り、普段は入ることのできないコンテナヤードの見学など
体験して海に触れられるプログラムもいろいろ。

 

また、大鍋パエリアの振る舞い、天草産鮪の解体&即売といった
グルメ系のイベントも多いので、
夏休みの序盤を一日たっぷり楽しめそうです。

 

その場で参加できるイベントのほか、
事前予約が必要なプログラムもありますので、
詳細はホームページなどで確認を。

子どもと一緒に楽しめる海行事いろいろ

日本各地では「海の日」およびその前後に、
さまざまなイベントが予定されています。

 

とくに歴史や伝統を重視した以下のような行事なら、
子どもと一緒に楽しめる上、夏休みの自由研究の課題にも役立ちそうです。
2015年7月18日(土)~11月15日(日)
「海の京都博」(京都府/府内各所)
府内7市町で開催。海の魅力、農林水産物等の自然の恵みなどを、全国に発信するイベント。

 

2015年7月18日(土)~7月19日(日)
「横須賀うみかぜカーニバル2015」
モーターボートやバナナボートの体験試乗会などがあるイベント。横須賀海上保安部特設ブースで制服の試着も。

 

2015年7月20日(月)
「帆船日本丸 総帆展帆・登しょう礼・満船飾」(神奈川県/日本丸メモリアルパーク)
29枚の帆をすべて広げる総帆展帆、船首から船尾まで国際信号旗を掲揚する満船飾、マストの上でチアリングをする登しょう礼を実施。

賑やかに盛り上がるサマーイベントも

もちろんライブやダンス、模擬店などで
夏を満喫できるサマーイベントも多数。
夏らしい開放感が満喫できるイベントはこちら。

 

2015年7月19日(日)~7月20日(月)
「第14回Kobe Love Port・みなとまつり」(兵庫県/メリケンパーク)
賑やかなステージイベントのほか、官庁艇やモーターボートなどによる体験航海や船内一般公開も。

 

2015年7月20日(月)
「第69回 海の日名古屋みなと祭」(愛知県/名古屋港エリア)
コンサートやマーチングバンドで盛り上がった後は、恒例の花火大会。海上から約3000発が打ち上げられる。