親にプレゼントしたい冬の温泉旅。選ぶポイントは?
年末年始の慰労の意味も込めて温泉旅を贈る
仕事や家事を忘れてのんびりと過ごすのが年末年始休みの醍醐味。ただし、久しぶりに家に集まった子供や孫の世話をする立場の親世代にとっては、普段よりかえって忙しい、なんてこともあるようです。
もちろん家族団らんすることでリフレッシュもできるでしょうが、親世代は年齢も年齢ですから、年末年始で疲れを貯めこんでしまいがち。
さらに、寒さがいっそう厳しくなるこれからの季節は、外にでるのが億劫になって家に引きこもってしまうシルバー世代も多いようです。
子供や孫が家に帰ってしまった寂しさを抱えたまま、家に引きこもってばかりでは、体も気持ちも弱まるばかり。
そこで、ぜひ親にプレゼントしたいのが温泉旅行です。家から出てアクティブに過ごし、冬が旬の美味しい食材を食べ、温泉に浸かればリフレッシュされるばかりか、健康にもなってもらえるはずです。
では、シルバー世代には、どんな温泉地への旅をプレゼントすればいいのでしょう。
アクセスが簡単な暖かい場所の温泉がベスト
北関東や信越、東北の温泉に足を延ばして雪見露天、なんていうのも素敵ですが、寒い時期に寒い場所へ行くのは、シルバー世代にとってはちょっと大変。
やはり、シルバー世代にプレゼントするなら、温暖な気候のエリアにある温泉がいいでしょう。例えば関東なら伊豆、関西なら白浜などが人気のようです。
伊豆なら湯河原、熱海、伊東、熱川、稲取、修善寺、土肥など、全国的にも有名な温泉が伊豆半島に点在しています。しかも、西伊豆を除けば電車だけでアクセスできるので、車を運転できない人にとってもありがたいですね。
海沿いの温泉が多いので、海からの日の出や夕焼けを見ながら入浴できる露天風呂を備えた宿を選んであげれば感動的な入浴が楽しめるでしょう。
“健康”をキーワードに温泉選びするのもグッド
両親が持病をもっているなら、それらの病気に効能がある温泉を選ぶのもいいですね。白浜の湯は食塩泉、炭酸泉、重曹泉などで、胃腸病や神経痛、リウマチなどに効能が期待できるといわれています。
また、宿によっては関内にエステやマッサージ施設を併設している場合もあります。風呂あがりに母はエステで肌をつるつるにし、父はマッサージで全身の凝りをとる。そんな至福の時間を過ごしてもらえば、心身ともにリラックスできるはずです。
ハワイ風のロミロミだったり、足裏リフレだったり、ストーンスパだったりと、その内容は宿によってさまざまなので、両親の好みも聞いて選んでください。
ただ、両親の好みや旅行日程をすべてうまくすり合わせるのが難しい場合はカタログギフトも便利。カタログさえ贈ってしまえば、あとは両親が好きな宿とプランを選ぶだけ。とてもスマートなプレゼントですよね。
温泉プラスαのお楽しみがある場所ならなお良し
宿でくつろぐ前後にも、何か観光できるスポットが近くにあれば退屈することがありません。
これからの時期におすすめなのは、伊豆の河津桜の観賞でしょうか。毎年2月上旬から3月上旬に、早咲きの桜が河津川下流の川沿いに咲き誇ります。約800本ものピンクのトンネルと、河原に咲いた黄色の菜の花とのコントラストは風情たっぷりです。
白浜なら、なんといってもアドデンチャーランドがおすすめ。ジャイアントパンダを10頭以上飼育していて、いつも愛らしい表情で来園者を楽しませてくれます。