退職祝いのプレゼント、何を贈るかのヒントになる「定年後にやりたいこと」
ですので、たとえば親の定年退職など、身近な家族や親しい方の定年退職祝いを考えるとき、どんなお祝いをしてあげようか迷ってしまうもの。
そんなとき大切なのは、やはり相手の気持ちに沿ったプレゼントを贈りたいという気持ち。
そこで、今回は定年退職を迎える人の心理や環境について考えた上で、どんなギフトが適しているのか考えてみました。
「定年後にやりたいこと」に見る、アクティブなシニア
趣味を満喫したい。43%
国内旅行をしたい。37%
運動やスポーツを楽しみたい。32%
これは、定年退職をもうすぐ迎える人に「定年後にやりたいこと」を聞いた、ある調査データです。
1位から3位までの項目をみると、趣味や旅行やスポーツ、現在のシニア層は実にアクティブな志向をもっていることに、あらためて驚かされます。
従来の「隠居生活」というイメージからはほど遠い、積極的にいろいろなことを楽しみたいという姿勢は、下の世代からみても頼もしく、うれしく思えますよね。
また、生活環境面から見てみると、「夫婦ふたり暮らしの生活」が、定年前の時期よりも倍の60%になっていくそうです。
これはもちろん、子供たちが結婚や独立などで家を出ていくからですが、定年後は「夫婦で楽しめる暮らし」というのも、大きなキーポイントになることがわかります。
「夫婦ふたりで」「アクティブに楽しめるもの」がギフトのポイント
このようなデータを見ると、定年退職祝いは
●趣味や旅行を楽しめるような、行動促進型のプレゼント
●両親が健在なのであれば、父親だけでなく夫婦一緒に楽しめるもの
をポイントにして選んでみるのがよいのではないでしょうか。
たとえばゴルフなどのスポーツが趣味なのであれば、おしゃれなウェアや、ゴルフプランそのものをプレゼントしてみてはいかがでしょう?
第二の人生を楽しむ、新しい趣味を提案するというギフトも考えられます。
フィットネスセンターの体験ギフトに、素敵なウェアやシューズを添えて贈る、なんていうギフトにすれば、健康増進にもつながるかもしれません。
また、「スポーツはちょっと…」というケースであれば、カルチャーセンターなどの各種体験プログラムなども、ユニークなプレゼントとしておすすめです。
その中でも、「旅行」をプレゼントするのは定年退職にピッタリなギフトといえそうです。
なによりも「スペシャル感」がありますよね。
さらに、両親そろって楽しんでもらえますので、定年まで父親を支えてくれた母親にも慰労の気持ちを伝えることができます。
また、人生を前向きにリセットするにも、新鮮な土地を訪ねて過ごす時間は格別なはず。
「これまでご苦労様」というメッセージと、その後の時間を生き生きと過ごしてもらいたい、そんな思いをこめたプレゼント。心をこめて選びたいものですね。
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