親の定年を祝うなら、第二の人生を豊かにするギフトはいかが?
まだまだアクティブに第二の人生に踏みだそうとしている親世代に、なにを贈れば喜ばれるのかを探ってみました。
定年祝い、退職祝いの基礎知識
定年祝いは、退職日より前に贈るのが基本的なマナーです。
退職日にプレゼントを贈ると、職場から追い出すようなイメージを与えてしまうので避けましょう。
また、目上の上司や先輩にお金だけを贈るのもタブー。
職場の仲間で集めた金封を贈るにしても、なにかプチギフトを添えたほうがいいでしょう。
プチギフトの内容にも気を遣いましょう。
靴や靴下、下着類など、踏んだり、敷いたり、
マイナスのイメージにつながる物は縁起が悪いとされています。
同じ理由で、割れたり、壊れやすいものは避けてください。
とはいえ、ここで述べた一般常識は、職場の上司や先輩に対して当てはまること。
親の定年祝いだったら、それほど気を使うことはありません。
退職の当日、もしくはなるべく早い日に顔を合わせて、直接感謝と慰労の気持ちを伝えてあげるようにしましょう。
なにをプレゼントするかは、昨今のシニア世代のライフスタイルにも関わってきます。
2012年時点で日本人の平均寿命は83歳を超えています。
たとえ60歳で定年を迎えたといっても、残りの人生は20年以上もあるのです。
しかも、最近のシニアは心も体もまだまだアクティブ。
ひと昔前ならば、定年を迎えたら後は余生をのんびりと過ごすというのが定番だったかもしれませんが、
今や定年は第二の人生への出発点なのです。
「お疲れさま」の気持ちを込めたマッサージ器や健康関連のグッズだけでなく、
「第二の人生をアクティブに楽しんで」という気持ちを込めたギフトが喜ばれるのではないでしょうか。
ギフトの内容より家族みんなで集まることが大切
まず、親がなによりも喜ぶのはギフトではなく、
家族からの感謝と慰労の言葉だということを肝に銘じてください。
ギフトを宅配便で届けるだけでは、なんとも味気ないものです。
できるだけ退職の当日に家族で集まり、美味しいものを食べながら過ごしたいもの。
子どもやその嫁、孫まで集まってワイワイと過ごせば、
「がんばって働いて家族を養ってきてよかった」と親に感じてもらえるのではないでしょうか。
そんな集まりには、ちょっと奮発してブランド牛や蟹などの高級食材を用意するといいですね。
また、親が就職した年のビンテージワインや、オリジナルラベルを施した日本酒なども喜んでもらえると思います。
「疲れた体を癒して」という気持ちを伝えることに主眼を置くならば、
温泉旅行をプレゼントしてはいかがでしょう。カタログギフトなら、
親が好きな温泉地と都合のいい日程を選べるので便利です。
第二の人生を充実させられるギフトあれこれ
ギフトの内容は、相手の趣味に直結したものが最も喜ばれます。
親だったらなにが趣味かもよく分かるでしょうから、失敗することもないでしょう。
例えばゴルフが趣味なら新しいパターや流行のウェア。カメラが趣味なら最新のミラーレスカメラ。
庭いじりが趣味ならガーデニングッズといった具合です。
もしも親が無趣味なら、新たに趣味にできそうな体験型ギフトを贈るというのも手です。
カタログギフトなら、乗馬体験やスキューバ体験などアクティブなプログラムから、
バリスタ教室、ヴォーカル教室など、インドアのプログラムなど幅広く揃っています。
第二の人生を趣味なく過ごすことほど寂しいことはありません。
趣味ができれば友人も増えて、自然と心と体が若返っていくはず。
いつまでも元気でいて欲しい、そんな気持ちを込めて、
趣味を充実させられるようなギフトを贈ってみるのも素敵ですよね。