還暦祝い、どんなプレゼントが喜ばれる?

還暦祝いとは、数え年で61歳となった人への長寿のお祝いのこと。


本来は干支(十干と十二支)でできる60通りの組み合わせが一巡した際のお祝いなのですが、
現在ではわかりやすく満60歳の誕生日におこなうケースも増えているようです。
もちろん最近の60歳はまだまだ元気で“長寿”というのも少し大げさですが、それでも人生の節目。
とくに親の還暦祝いには、育ててくれことへの感謝も込めて素敵なプレゼントを贈りたいですね。

「赤いちゃんちゃんこ」はもう古い!?  還暦祝い、こんなプレゼントはNG

あるギフト会社の調査によると、親の還暦祝いのプレゼント額の平均は、3万円程度。
5万円以上の高額ギフトを贈る人も、15%以上存在します。

 

 

さて、還暦祝いとしてまず思い浮かぶのは、赤いちゃんちゃんこでしょう。

これは縁起の良い赤に厄除けの意味を託しているほか、
暦が一周して「赤ちゃんに還り、新たなスタートを」という意味も込められています。

 

 

もちろん古くからの風習ですから、これ自体が悪いというわけではありません。

しかし昔とは違い、現代の60歳には現役の人も多いため、

ちゃんちゃんこで年寄り扱いしてしまうと反感を買ってしまうことも。
ここはあまり風習に囚われず、贈る相手を思いやったプレゼントを選んでみるのが間違いなさそうです。

 

 

また、好み以外でもNGとされる贈り物もあります。
緑茶は香典返しに使われることが多いためお祝いごとには不向き。

靴、サンダル、スリッパなどの履物も“踏みつける”の意味から好まれない人もいるようです。
さらに忌み言葉を連想させるプレゼントもタブー。
たとえば櫛は女性にふさわしい贈り物ですが、

「苦」「死」を連想させるため、還暦祝いでは避けた方が良いかもしれません。
少し細かい気もしますが、大切な親への贈り物ですから、ぜひ万全の準備で臨んでください。

積み重ねてきた時間を偲ぶ  ちょっとユニークな贈り物も好評

趣味に関するグッズ、少し高級な食品や日用品など、

還暦祝いに贈るプレゼントはいろいろなものが考えられます。
子から親への心を込めた記念品は、きっと喜んでもらえることでしょう。
さらに還暦という節目を引き立てたいなら、

記念日新聞(お誕生日新聞)を加えてみてはいかがでしょうか。
これは各新聞社が提供している、過去の特定の日の新聞をプリントするサービス。
コンビニでいつでもプリントアウトできるお手軽なものから、

レトロ調の印刷をして額装したものまで、さまざまなタイプがあります。

 

 

親や子の誕生日、結婚記念日などの新聞は、昔の記憶を鮮やかに蘇らせ、きっと話題も弾むことでしょう。
60年という長いストーリーに思いを馳せることもできる、素敵なサプライズプレゼントです。

“モノ”ではなく“コト”を贈る  旅ギフトはお祝いの決定版

還暦祝いに限りませんが、プレゼントは贈る相手のことを考えて選ぶことが何より大切。
それならばこの機会に、旅行を贈ってみるのはいかがでしょう。

近年のある調査によると、

贈りたい還暦ギフトの第一位は、「旅行・温泉」が62%、

二位は「レストランなどでの食事」で32パーセント(※重複回答)。

アクティブ・シニアへのギフトはモノではなく旅などの体験という潮流が根付いてきています。

 

 

仕事を離れてほっと安らぐひととき、

夫婦で歩んだ日々をそっと思い返す旅、

まだまだ元気に名所を巡るツアー。
“モノ”ではなく、貴重な“体験”を贈ることで、お祝いはより印象深くなりそうです。

 

 

さらにスケジュールの調整や目的地の絞り込みが難しければ、旅行のギフトカタログという手も。

 

贈られた側は都合や好みから選ぶだけなので、負担にもなりません。
もちろんいろいろ調べながら行き先を選ぶ時間だって大切な贈り物。

 

新鮮な気持ち、旅先への好奇心、ワクワクと胸躍る思い。
これぞ新たなスタートを迎える還暦にふさわしいプレゼントではないでしょうか。

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