母の日と比べるとちょっぴりメジャー感が少ないものの、デパートでも特設コーナーができるなど習慣づき始めている父の日。

父の日はアメリカ発祥のイベントで、奥さんに先立たれたお父さんが、６人の子供を男手ひとりで育て上げ、それを見た人が、父親に感謝する日も作るべき、と働きかけた結果作られた記念日だそうです。

日本に入ってきたのは1980年代。少し新しいイベントなんですね。

ちなみに、アメリカでは母の日と父の日は祝日です。うらやましい限りです。

そんな父の日ですが、ありえない失敗をしてしまいました。

結婚して初めての父の日！張り切る嫁（わたし）

前年の12月に結婚した私。お義父さんには本当に色々なところでお世話になったので、「これを機に感謝の気持ちを伝えたい！」とかなり張り切っていました。

そんなある日、私たちはお義父さんお義母さんに打ちっぱなしでゴルフを教えてもらっていました。

練習が終わったとき。ふと、お義父さんが「そろそろ新しいゴルフバッグがほしいなぁ」とこぼしていたんです。

これだ！

そう思った私と夫は、父の日のプレゼントをゴルフバッグにすることに決めました。

店頭だとあまり数がないので、夜な夜なネットで探しては、これじゃないあれじゃないと討論しつつ…3日かけてバッグを選びました。

そのバッグはおよそ2万円ほど。

プレゼントにしてはまぁまぁ頑張ったほうだよね！と夫と二人で自己満足していました。

まさかのプレゼントが…

そして、父の日。ゴルフバッグを持って、私達夫婦は夫の実家に集合しました。

義姉夫婦、義弟夫婦も到着しましたが、持ってきた大きなプレゼントを見て、みんな呆然としてしまいました。

なんと、兄弟揃ってゴルフバッグをプレゼントに選んでいたのです。

３つ揃ったゴルフバッグを見て、お義父さんが申し訳無さそうに出して来たものは・・・・。

買ったばかりのゴルフバッグ。

前から欲しかった高級ゴルフバッグを、思い切って買ったそうなのです。

ゴルフバッグを注文する際、確認しないでいいの？と夫に聞いたのですが、
かぶることはないから大丈夫、とお気楽に答えた夫。

その日は、引きつった笑顔しか出来なかったと思います。

偶然にも４つ同じ物を買うこの家族は、仲が良いのか、悪いのか・・・。

結局、ゴルフバッグはそれぞれが使うことにして、お義父さん、義姉の夫、夫、義弟の４人でゴルフに出掛けるようになりましたし、ことある毎に、夫には事前に連絡を取り合うようにしてもらいました。

夫の義両親と兄弟が、仲が良くなったのはケガの巧妙かもしれませんね。

失敗して以来、プレゼントを毎年悩んでいましたが、最近では、色々と選べるカタログギフトを贈っています。

体験型カタログギフト、エグゼタイムなら交換商品にゴルフコースもあるので、お義父さんも満足してくれています。

義理の両親への贈り物を失敗しない為には、マメな連絡を心がけたいものですよね。