秋祭りや温泉、和情緒を楽しむ9月の福島旅
自分はもちろん、親世代ともなるととりわけ家にこもりがちになってしまいますよね。
そんな親に、残暑見舞いをかねて秋の旅行をプレゼントしてみてはいかがでしょう。
暑さがゆるんだ頃に行ける旅行の計画は、
ちょっとお疲れ気味の身体と心を休めてもらえること間違いなし。
今回は、そんな9月の旅行にピッタリの旅プラン、9月の福島旅行を
ご紹介します。
おすすめ1:多彩な秋まつり
旅のメインイベントに特別な観光があると、楽しいものですよね。
9月の福島でおすすめなのは、秋祭り。
各所で見どころのある祭りが繰り広げられます。
今回は今からでも間に合う、9月中旬以降のものをご紹介。
まず、福島を代表する祭りとして、ぜひ一度行ってみたいのは、
日本三大提灯祭りとして有名な、白河提灯まつり。
江戸時代から続き、武家社会の格式を取り入れた独特の祭りです。
2年に1度しか行われないこの祭り、今年は9月16日~18日に開催されますので、絶好のタイミング!
神社みこしが町内に繰り出したあとを各町のみこしや提灯が従い、数千個の提灯が闇を照らす風情は幻想的そのもの。
武家のしきたりを守り粛々と進む行列は厳粛さもただよい、風情ある体験ができます。
一方、賑やかでエンターテインメント性も高い祭りといえば
会津まつりです。
とりわけ、最大イベントの「会津藩公行列」は圧巻のひとこと。
大名や武者に扮した総勢約500名の行列が、鶴ヶ城公園での出陣式ののちに街中を練り歩き、要所要所で殺陣などのパフォーマンスも披露されます。
会津藩の歴代藩主や、各藩の武家、そして新撰組や白虎隊、娘子隊なども登場し、
会津の人々の誇りを感じられるとともに、歴史好きには見どころがたくさん。
今年は9月25日に開催されますので、ぜひ観覧に行ってみてはいかがでしょう。
おすすめ2:豊富な温泉地
福島は泉質のよい温泉の宝庫でもあります。
今回は、上記の祭りと合わせて訪ねるのにピッタリな、会津と白河付近の温泉情報をお伝えしておきます。
まず会津方面であれば、福島有数の温泉地、東山温泉をおすすめします。
会津若松駅からバスや車で15分ぐらいと、アクセスもよく、湯川沿いに位置し、滝も多く涼やかな風情。とりわけ東山四大滝といわれる「雨降り滝」「原滝」「向滝「伏見ヶ滝」は見どころです。
そして白河方面。
こちらは20キロ圏内に甲子温泉、母畑温泉、二岐温泉などが点在し、選択肢が広いほか、白河付近には多数の日帰り温泉施設が充実しています。
イベントの合間、湯めぐりなどを楽しんでみてはいかがでしょう。
東北とはいえ、夏は暑さの厳しい福島エリア。
涼風がふきはじめる9月頃は見どころ、気候も最高です。
シニア世代の親にすすめるにもピッタリの福島9月旅、ぜひ考えてみてはいかがでしょう。