北海道新幹線で行く、春の函館旅
新青森から青函トンネルを経て新函館北斗までの約149㎞が開通し、
運行本数も開業当初から一日13往復(2016年4月現在)、東京から新函館北斗駅までの所要時間は4時間と、首都圏からのアクセスは抜群に良くなりました。
これまで北海道訪問といえば、どうしても飛行機が中心。
広く、移動にも時間がかかる北海道観光ですので、観光も札幌を起点としたものになりがちでしたが、
新幹線の開通により、がぜん函館が観光スポットとして注目を集めています。
ご自分で、ご家族で、または旅ギフトとして、
今回は、そんな話題の札幌をご紹介します。
春の函館は気候も優しく、シニア世代におすすめするにもピッタリの旅プランですね。
なんといっても100万ドルの夜景!裏夜景も
香港、ナポリと並んで「世界三大夜景」とも評される函館山展望台からの夜景。
両側を海にかこまれたロケーションから生み出されるコントラストが最大の魅力です。
また、知る人ぞ知る「裏夜景」も。
通常は函館山の山頂から臨む夜景ですが、逆側の裏夜景スポットもまた違った表情でおすすめ。
観光客が少ないのも魅力です。
異国情緒が漂う、赤レンガ倉庫
こちらも有名なBayエリアの観光スポットです。
函館山を背景にしても、海を背景にしてもどこのアングルからも絵になる街並みは、記念写真を撮るのにピッタリ。
またグルメからショッピングまで約50軒ものいろいろな施設が並んでいますので、観光とともに、旅のお土産などはここで一括して購入するのがおすすめです。
中にはロシア小物を扱っているショップにロシア人の女性が働いていたりと、
外国に来たような風情のある時間が楽しめます。
旧函館区公会堂や松前城で歴史トリップ
松前家の初代藩主・松前慶広によって1606年に築城された松前城は、1904年に天守閣を焼失したものの、その後復元された、白い城壁と周囲の植栽が美しい城です。
ここではアイヌに関する貴重な資料も多数展示され、歴史好きな方には興味深いことでしょう。
一方、旧函館区公会堂は、元町の高台にある美しい西洋建築の建物。
大広間やベランダの柱頭飾など、ため息の出るような華やかさで、明治の社交場として活況だった時代にタイムトリップしたような気分を味わえます。
忘れてはならない、函館グルメ
函館に行ったら必ず立ち寄りたいのは、採れたての海産物を味わえる朝市!
名物のイカ刺や、新鮮な海鮮丼など、市場の喧騒を楽しみながら、ぜひ堪能してください。
酪農物の生産地である北海道は、美味しいスイーツの名所でもあります。
函館であれば、六花亭の五稜郭店はぜひ訪れてみたいところ。
和から洋まで、品の良い盛り付けのデザート類とお茶を頂いて、観光の合間、ちょっとほっとする優雅な時間をお過ごしください。
名菓マルセイバターサンドをお土産に買うのもお忘れなく。
明治モダンの息吹と、美しい海や景観などの自然を同時に楽しめる、函館の旅。
新幹線開通をきっかけとして、ぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょう?