梅とパワースポットと癒しの温泉。早春の榛名旅
春といえば観梅。ところが今年は暖冬の影響を受け、すでに旬を過ぎたエリアも多い模様。
今からでも梅を楽しみたい、そう思われるのならば、おすすめのエリアは群馬県の榛名です。
3月下旬まで楽しめる梅の景観のほかにも、パワースポットや温泉など、早春旅を楽しめる要素がいっぱいです。
東日本では最大規模、12万本の梅畑
高崎駅から車やバスで50分、榛名山をのぞむ丘陵地に広がる一面の梅畑に圧倒されます。
エリア全体では12万本にもなるという、関東では最大規模のものです。
広大な敷地の中は、小道が縦横に巡らされていて、小春日和の中、梅を眺めながらゆったりとお散歩をする気分は最高。
観梅の合間には、食事やショッピングを楽しむのも一興。
梅林横のJAでは3月末まで「はるな梅フェア」を開催しており、梅干しや梅ジャムなど手作りの品がズラリと並び、また和食から洋食、スイーツまで、各店が考案したオリジナルの梅料理を食べ歩くこともできます。
また、3月20日には梅まつりも開催予定。
無料で梅を使った食事がサービスされたり、榛名太鼓の演奏やゲームなどのイベントが盛りだくさんで、観光客をもてなしてもらえます。
関東屈指のパワースポット、榛名神社
榛名梅林まで行ったら、さらに北上し、ぜひとも訪れたいのが榛名神社です。
榛名山の木の「気」、榛名湖や榛名川の「気」が交わり、大地のエネルギーがみなぎる場所として、関東有数のパワースポットともいわれています。
さらに境内も見どころがたくさん。
本殿まで続く700mの参道は、左手に岩肌と渓谷が続き、右手には榛名川の清流が流れ、心地よく歩けますし、参道途中の七福神も人気スポット。
さらに仁王像が睨みをきかせる髄神門、邪気払いスポットである塞神社、かつて修験者が修行をした渓谷地である行者渓、そして最大の見どころである双龍門と鉾岩など、すべてが一見の価値のあるもので、
シーズンごとに尋ねるファンも多いのだとか。
新生活が始まる4月前後、ぜひ開運を願いに訪れたいところですね。
竹久夢二の愛した温泉
榛名エリアは関東圏に住まわれていれば、十分日帰りで楽しめるロケーションですが、ゆったり1泊を過ごすのもおすすめ。
風光明媚な榛名湖の湖畔にある榛名湖温泉は、かの竹久夢二がその景観をこよなく愛し、アトリエを建てたことでも知られています。
火山帯の恵みで湧き出す天然温泉は、硫酸塩温泉で肌にやさしく、地元の山菜などの素朴な料理でもてなされ、癒し効果は抜群です。
早春の榛名へのお出かけで早春の空気を満喫してみてはいかがでしょう?