もう少し冬の自然を楽しみたいから、3月の飛騨で冬景色と温泉を満喫

2月も下旬になると、そろそろ春の旅行やお出かけを計画したくなりますよね。
一方、2016年の今年は全国的な暖冬で、ちょっと冬気分を味わいそこねた感じもわいてきます。
そこで今回は、3月になっても雪景色や冬の風情を楽しめる旅プランをピックアップしてみました。
ズバリ、それは飛騨エリア。
東名阪、いずれからも交通網が整備されていて、旅情のある小旅行には最適です。


雪景色は十分堪能できながら、気候自体は少しゆるんで過ごしやすく、シニア世代の方でも気軽に楽しめる「遅れた冬旅行」、ご両親などにおすすめするにもピッタリです。

北アルプス名物「雪の回廊」へ

この時期でも雪景色の景観を楽しむなら、ぜひ訪れてみたいのが、こちら。
JR高山駅からバスで新穂高ロープウェイで標高2100メートルまで訪れれば、そこは全長240m、道両側に高い雪の壁がそびえる「雪の回廊」が出現します。

 

ここは千石円地内に数メートル積もった雪を小道状に除雪したもので、2006年から観光オープンをしたところ、一大観光名所になりました。
暖冬といわれる今年でも、まだ2メートル前後の高さの回廊になっており、迫力は満点。
さらに、北アルプスの山々の見事な景観も堪能できます。

 

ロープウェイで行けることと、きれいに除雪してありますので、シニア年代の方々にとっても防寒さえしていれば十分に観光を楽しめますので、親子旅行などにもおすすめです。

 

さらにほど近くの鍋平高原付近では、雪の道をハイキングする「スノーシュー・ツアー」などのプランも。道具一式をレンタルできますので、初心者でも白銀の森ハイクを堪能できます。

風情のある冬イベントと名湯、奥飛騨温泉郷

北アルプスのふもと、奥飛騨温泉郷は、平湯、福地、新平湯、杤尾・新穂高の5エリアを核とし、
露天風呂の数と湯の湧出量で日本有数を誇る、一大温泉地。
風情ある温泉地ながら、近年は「奥飛騨冬物語」のキャンペーンにより、さまざなな自然と一体化したイベントを行っており、3月末近くまで雪と氷、温泉と地元料理をまとめて堪能できます。

 

たとば、福地温泉の「青だる」イベントなどが人気。
青だるとは、青だるとは岩から滴り落ちる水が凍りついて、青い水の帯のように見える現象のことで、
その名のとおり、沢の水を温泉街の木々に噴霧し、見事な自然の氷の彫刻を見学できます。

 

また、5つの温泉地の施設と提携した「奥飛騨湯けむり達人」なる湯めぐり手形を発行しており(2016年2月現在)、街歩きしながら名湯巡りをすることも楽しみのひとつ。

 

風情ある温泉と自然探索で、なごりの冬を満喫する旅プラン、
ご両親などにおすすめしてみてはいかがでしょう。