年末年始は富士山ビューを楽しむ小旅行へ

お正月はどうやって過ごすか決まりましたか?こたつに入ってテレビを見ながら、のんびりするのもいいのですが、たまには旅先で迎える年末年始というのはいかがでしょう。
お正月の旅行でおすすめのテーマは富士山。一富士二鷹三茄子というくらい演技のいい富士山を見ながら過ごせるエリアへの旅行こそ、新年を迎える旅にはふさわしい!
そこで今回は富士山ビューが楽しめる、人気の観光地をご紹介します。

アクセス簡単!関東圏なら日帰りできる富士五湖エリア

まず、おすすめしたいのは富士五湖エリア。富士山の北麓に山中湖、河口湖、西湖、本栖湖、精進湖が点在する観光地です。東京から1時間30分程度と、アクセスが簡単なのも人気の秘密。

 

こちらのエリアは、なにしろ富士山が目と鼻の先ですから、いたるところが富士山のビュースポット。例えば山中湖周辺ならパノラマ台。眼下に山中湖、正面には富士山を望む絶景を楽しめます。富士山の伏流水が大小の池から湧き出す忍野八海から見る富士山も幻想的で素敵ですよ。

 

河口湖は北岸からなら、ほぼ全域で富士山を眺められます。できれば周辺の温泉に1泊して、朝焼けや夕焼けに染まるオレンジ色の富士山も眺めてみたいですね。

 

皆さん、千円札の裏に富士山が描かれているのはご存知ですよね。あれは実は本栖湖から眺めた景色なんです。本栖湖北岸から30分ほど山道を登った展望台から見る富士山はまさに絶景。風がなく湖面が凪いでいる日なら、お札の絵と同様に湖面に映る逆さ富士も眺められます。

 

富士五湖エリアはご当地グルメの富士吉田うどんやほうとうでも有名。富士山を眺めた後は、ぜひグルメも楽しんでみてください。

伊豆に行くなら1泊して温泉も楽しんで!

続いておすすめするエリアは伊豆です。伊豆半島の西岸、沼津から戸田、土肥に至るあたりでは、晴れれば駿河湾と富士山の、なんともいえない絶景を眺められます。

 

沼津の千本浜公園は、白砂青松100選にも選ばれた景勝地。海岸沿いに並ぶ黒松と白い砂浜、その向こうにそびえ立つ富士山は息を呑むほど美しいです。

 

戸田の海岸沿いにある出逢い岬も人気です。モニュメントの丸い穴に富士山がすっぽりと収まるので、ほかとはちょっと変わった写真を撮ることができますよ。戸田港からは駿河湾クルージングも運航しています。戸田沖を周遊する船の上から見る富士山も風情たっぷりです。

 

西伊豆は土肥温泉や松崎温泉など、人気の温泉地も点在しています。富士山を眺めながら入浴できる露天風呂を備えた宿もあるので、できれば1泊して富士山三昧といきたいところです。

富士山ビュー以外の楽しみも充実の箱根

箱根も外すことのできない富士山ビュースポットの宝庫。もし、車で箱根に行くなら、ターンパイク箱根にある大観峰は必ず訪れてほしいところ。眼下に広がる芦ノ湖、その向こうには箱根外輪山、さらにその上に富士山が顔を出す景色は、まるで絵に描いたような美しさです。

 

体力に不安がなければ、金時山登山に挑戦するのもいいでしょう。山頂までは、国道138号の登山口から1時間30分ほどの道のり。たどり着けば、そこには雄大な富士山の姿が待っています。ただし、途中には急な斜面もあるので、最低限の登山装備はお忘れなく。

 

ほかにも、箱根駒ヶ岳ロープウェイで簡単にアクセスできる駒ケ岳山頂、ドライブ途中に立ち寄れる箱根スカイラインや芦ノ湖スカイラインなど、箱根エリアには富士山ビュースポットが目白押しです。

 

言うまでもなく箱根は日本を代表する温泉地ですから、1泊して名湯を楽しむも忘れたくありません。世界的な名画や彫刻を見られる美術館、レベルの高いレストランも多いので、きっと楽しい1泊旅行になると思いますよ。

東京にも富士山ビュースポットはたくさんある!

わざわざ旅行にいくのはちょっと、という人は、都内の富士山ビュースポットはいかがですか?東京タワーや六本木ヒルズ、東京スカイツリーの展望台からは富士山がくっきり眺められます。初日の出に合わせて特別営業している施設もあるので、ご来光と一緒に富士山を眺めた後、静かな都心を散策してみるのも楽しそう。

 

最近は年賀状替わりにメールやSNSで新年の挨拶をする人も多いはず。富士山の絶景と一緒に年賀のご挨拶を送ってみるのもいいでしょうね。