大混雑の秋の京都。地元の人がこっそり教える穴場の紅葉スポット
紅葉のメッカといえば、やはり京都。
舞台の上から真っ赤な絨毯を見下ろす清水寺、
ライトアップされた紅葉が水面に映る高台寺、
見渡す限りの秋景色が広がる嵐山。
京都市内の各所はこの時期、目を奪われるような美しさに彩られます。
もちろんそれだけに年間でもっとも混雑する季節でもあり、
秋だけでなんと1500万人もの観光客が訪れるとか。
この混雑ぶりでは、なかなか落ち着いて紅葉狩りというわけにもいかないかもしれません。
そこで今回は地元の方に聞いた、知る人ぞ知る紅葉スポットをご紹介。
秋の京都の絶景と、古都ならではのゆったりとした時間を同時に楽しめる秋旅、
シニア世代の両親を誘って、のんびりと巡ってみるのもおすすめです。
舞台の上から真っ赤な絨毯を見下ろす清水寺、
ライトアップされた紅葉が水面に映る高台寺、
見渡す限りの秋景色が広がる嵐山。
京都市内の各所はこの時期、目を奪われるような美しさに彩られます。
もちろんそれだけに年間でもっとも混雑する季節でもあり、
秋だけでなんと1500万人もの観光客が訪れるとか。
この混雑ぶりでは、なかなか落ち着いて紅葉狩りというわけにもいかないかもしれません。
そこで今回は地元の方に聞いた、知る人ぞ知る紅葉スポットをご紹介。
秋の京都の絶景と、古都ならではのゆったりとした時間を同時に楽しめる秋旅、
シニア世代の両親を誘って、のんびりと巡ってみるのもおすすめです。
市街地近くで比較的人の少ないスポット
一概にはいえませんが、東福寺や清水寺など市街地にある紅葉名所は、やはり人気。 中心部から離れるほど、ゆったりと紅葉が楽しめる傾向があります。 しかし旅の日程などの問題で、あまり遠くまでは行けないという方もいることでしょう。 そこでまずは、京都駅を中心とした市街地に近い名所から 比較的人出の少ないスポットをご紹介してみましょう。 なお中心部の紅葉は概ね11月中旬から下旬が見頃となります。 □光明院 人気の東福寺から徒歩5分ほどで行ける東福寺の塔頭寺院。紅葉の時期は抹茶席も設けられ、 吉野窓越しに紅葉を眺めることもできます。 □長楽寺 祇園から徒歩10分ほど、円山公園のすぐそばという立地でありながら、静謐な雰囲気に満たされる寺。 境内に続く参道にはカエデの並木が続きます。 □法然院 紅葉のトンネルで知られる哲学の道から少し外れた場所にある山寺。 重厚な山門と色づく紅葉のコントラストを楽しむことができます。
混雑を避けるなら少し足を伸ばして西山へ
清水寺をはじめとした人気の名所があるのは東山と呼ばれるエリア。 アクセスも良く、界隈は季節を問わず混雑しています。 一方、京都駅から電車に乗って西方面に足を伸ばすと、 西山という比較的穴場の紅葉名所が見つかります。 紅葉の見頃は中心部と変わらぬ11月中旬から。 交通がやや不便なため、電車とバスで何箇所も巡ることには不向きですが、 以下の寺社のようにしっとりとした古都の風情が楽しめるスポットがそろっています。 □光明寺 西山浄土宗の総本山として知られる名刹で、広大な境内を数百本ものモミジが埋め尽くします。 テレビCMで取り上げられたことから近年人気上昇中ですが、とくに朝夕は比較的空いています。 □大野原神社 藤原氏縁の由緒ある神社。 凛とした空気に満ちた一の鳥居から三の鳥居までの参道に、約300本のカエデが色づきます。 □金蔵寺 小塩山の中腹に佇む山寺。最寄りのバス停から徒歩60分ほどかかるため、 ふらりと立ち寄るというわけにはいきませんが、苦労の末にたどり着いた先では、 息を呑むような紅葉が出迎えてくれます。
比叡山の借景とともに紅葉を愛でる洛北へ
さらに混雑を避けたければ、市街から叡山電車に乗って比叡山方面へ。 こちらも西山同様、アクセスは少し不便ですが、 それだけに落ち着いて紅葉狩りができる名所が多い傾向があります。 標高が高めの山寺では、見頃は市街地より少し早め。 例年11月上旬から紅葉が色づきはじめます。 □瑠璃光院 比叡山麓にあり、山の空気が漂う静謐な境内で紅葉を眺めることができます。 春と秋にのみ期間限定で特別公開されるため、事前確認をお忘れなく。 □蓮華寺 こちらで楽しめるのは苔むした庭園とカエデという色彩の対比。 書院からは柱を額縁に見立てて庭園風景を眺める額縁紅葉も堪能できます。 □圓通寺 木々を通して比叡山を眺める借景式庭園が有名。 色づく比叡山と美しい庭園を一度に眺められる隠れた紅葉スポットです。