ギフトにも最適。桜めぐりや春の行事を楽しむ春のおすすめ旅プラン

三寒四温を経て、いよいよ春の足音が聞こえてくる季節になりました。
桜巡りなど、春は観光シーズンとしても最良の季節。冬の間に縮こまった体をほぐしに、旅を計画するのもよいものです。
暖かくなれば、シニア世代にも動きやすい季節ですから、そんな春旅を両親などのギフトにしたり、一緒に誘って家族旅をするのも楽しそう。
花見旅なら親にプレゼント。女の子がいるご家庭ならば、ひな祭りを満喫する旅へ。
そんな、ギフトにも最適な春の旅、季節感にあふれるプランをいくつか探してみました。

やはりはずせない、桜の名所

2月から一足早い桜を楽しめる伊豆の河津桜はそろそろ終盤ですが、一般的なソメイヨシノはこれからまさにお花見の季節が到来。
その中でも見どころが満載なエリアは、何といっても京都です。
ヤマザクラやソメイヨシノ、シダレザクラなど1000本もの桜が咲き乱れる醍醐寺、20種の桜が期間限定で一般公開される原谷苑などの百花繚乱は、ぜひ一度訪れたい名所。
街中でも、平安神宮や二条城、知恩院や高台寺など、桜めぐりをテーマにするだけでも、1~2泊ではまわりきれないほど、豊かな時間を過ごせます。

 

また、金沢の兼六園も万人が知る桜の名所。
毎年、無料開放される庭園は、夜のライトアップも実施され、夜桜の美しさを満喫できます。
3月に北陸新幹線も開通となり、今年2015年はとりわけ賑やかなことになるでしょう。

 

少し遅めの春を楽しむのであれば、北海道の五稜郭も名所です。
1600本もの桜は地上でももちろん楽しめますが、五稜郭タワーから見下ろす星形の満開の桜は、素晴らしい撮影ポイントとしても有名です。

地域の春の行事を楽しむ旅

花がほころび春風が心地よい春は、観光地でもさまざまな行事が行われる季節。
そんな春の行事を体感しに行くのも、春旅の楽しみ方のひとつです。

 

たとえば岐阜の郡上八幡城下町の、ひな祭り。
旧家や老舗、美術館など約100軒がそれぞれ伝統的ひな飾りを展示して、見応えがあります。
土雛や貝雛といった珍しい雛人形、またひな壇ではなく当時の生活シーンを表現した展示など、町全体がテーマパークのようになっており、一日中楽しめます。
桃の節句は過ぎましたが、4月の中旬まで展示は続きますので、今からでも間に合います。

 

また、関東よりは遅い春が到来する会津若松市では、
2015年は4月1日より「まちなかライトアップ」を開始。歴史的建造物や酒蔵など、20か所以上の施設で夕暮れから21時頃までライトアップ演出を見学できます。
期間中は周遊バスも夜間運行するなど、足の便も整っています。
春の夜の風を感じながら、風情のある街並みをそぞろ歩きするのも心地よさそう。

 

また、社会人になるなど4月から新生活が始まる家族がいる場合は
新しい一歩が輝かしく迎えられるよう、パワースポットなどを訪ねるのも、この時期に思い出深い旅になるのではないでしょうか。
伊勢神宮や出雲大社、「ゼロ磁場」のパワースポットとされている長野県の分杭峠など
探すと全国各地に見つかります。
温泉や観光と合わせ、場所探しをしてみるのも楽しそうですね。