能登、和倉温泉に行こう!②
毎年1位を取る高級有名ホテル加賀屋。
東京から行きにくいところ。かに。
本当はいったいどんなところなんでしょうか。
和倉温泉は加賀屋に潜入します。
和倉温泉ってどんなところだろう
和倉温泉は能登半島の中央あたり。
七尾湾に面した温泉です。
のと里山空港から車で約1時間、
金沢からも特急で約1時間。
輪島塗で有名な輪島にも約1時間。
一度能登半島に入ってしまうと 意外とどこに行くにも便利そうな立地です。
開湯は9世紀ごろ、なんと1000年以上の歴史があり、
かの加賀藩主前田利家も病気療養のために個々のお湯を取り寄せたのだそうです。
良質なお湯なのですね…
加賀屋
和倉温泉の加賀屋といえば
「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」34年連続1位という最強のホテルです。
いったいどんな高級ホテルなんだろう・・・
加賀屋さんに到着すると、お宿の前にはたくさんの従業員さんがスタンバイされてお出迎え。
チェックインをすると、仲居さんが館内の説明をしながらお部屋へ案内してくれます。
加賀屋は4つの棟があり迷路のよう・・・
無事にお風呂に行きつけるのか。
仲居さんのお話によると
こちらの温泉は男性用は3階建てになっていて
洋服を脱いだらエレベーターで移動してそれぞれのお風呂を楽しめるようになっているのだそうな。
状況を想像するとちょっと怖いけど、愉しそうです。
食事はお部屋で
チェックインするとすぐに仲居さんが抹茶とお菓子を持ってきてくれます。
ほっと一息、ゆったりとした気持ちに。
お風呂に入って、お土産を見て…
温泉に来た感に包まれます。
夕食はお部屋食です。
仲居さんがずっとお付き合いをしてくれます。
秋から冬の味覚といえばカニ。
石川港でとれるカニの名前は加能ガニといいます。
ま、ズワイガニですね。青いタグがついています。
当然、カニも食卓に並びます。
食事は約2時間かけてゆっくり、ゆっくり。
北陸の味覚を堪能しました。
ごちそうさまでした。
加賀屋といえば・・・
加賀屋さんといえば34年連続で「プロが選ぶ日本のホテル旅館100選」1位にえらばれたホテル
1人5万円くらいするホテル
全部で1000人以上泊まれる巨大ホテル
皇族が宿泊したホテル
・・・という感じでしょうか。
創業108年、今の社長さんは5代目だそうです。
特徴は「おもてなし」
仲居さんがずっと同じ方で同じように対応してくれているし
いたるところに旅館の方がいて、迷子になっても対応してくれたり
困ったことが起きてもすぐに手をさしのばしてくれる。
館内ではくスリッパは草履なので
浴衣と一緒に足袋を用意してくれる。
浴衣は汗をかいたとき用に2着、帯もお部屋の外用のちょっとかわいいものと寝るときに寝やすいものが用意されている。
お酒を飲む人は食事の後、居酒屋に行ってもいいし、クラブに行ってもいい。
飲まない人はお土産街の錦市場で買い物をじっくり楽しむのもいいし
館内で行われる有料・無料のショーを楽しむのもいい。
加賀屋さんは高級旅館ですが、
いわゆる”高級旅館”ではなく
懐かしい、昭和のにおいのする湯宿でした。
EXETIMEには載りきれない価格なのが残念なほど
ぜひ、両親に贈りたいお宿でした。