「敬老の日」って何歳から?「のし」は必要?そんな疑問にお答えします

夏休み、帰省などでご実家に帰られて親や祖父母などと交流された方もいらっしゃるのでは?
すると、つい忘れがちなのが、1か月後の「敬老の日」のお祝い。
2016年の今年は、9月19日になります。
ところで祖父母はともかく、自分の親にいつから「敬老の日」をお祝いするか、
けっこう迷っている人って多いみたい。
「いったい何歳ぐらいから敬老の日の対象なの?」
たとえば、そんな素朴な疑問について、調べてみました。

何歳から「敬老の日」をお祝いするもの?

子供の頃の敬老の日といえば、離れて暮らすおじいちゃんやおばあちゃんに手紙を送ったり、電話をしたり、そんな思い出って誰にでもあるものですよね。
孫にとっての祖父母は、あきらかに「敬老の日」の対象。
それでは、自分の親だったら?
何歳ぐらいから、お祝いをすべきでしょう。

 

結論から書くと、年齢上の決まりはありません。

 

それぞれのタイミングで決めればいいものなのです。
たとえば孫ができたときでもいいですし、父親が会社を定年退職したとき、年金生活が始まったとき、60歳の誕生日を迎えたときなど、節目のタイミングからスタートしても。

 

どうしても「敬老の日」=「お年寄りの日」というイメージがあるので
「年寄扱いされて、気分をそこねるんじゃないか?」
とりわけ、実家はともかく義両親などに初めて贈るタイミングなどはちょっと気を使ってしまうという声も意外によく聞きます。
でも、祝われる側の方は実際のところあまり気にしないもの。
ですので、お年寄りという意味ではなく、あくまで目上の方を敬い、日頃の感謝と、これからの健康への想いを伝えるために、ぜひ気持ちを伝えてあげてください。

「敬老の日」のギフトに「のし」は必要?

肉親に贈るギフトなので、気持ちが伝わればそんなに形式にこだわる必要はないかもしれません。素敵な包装紙やリボンなどでも十分、という方もいます。

 

ですが、義両親などであれば礼節を重んじて、より丁寧に、のしや水引きなどをつけた方が
「マナーがよく分かっているわね」と思ってもらえそう。

 

さらに実の両親でもあえて丁寧なパッケージで贈ることで
「特別感」を演出することにもなりますよね。
また、恩師など、気を使う方へのギフト機会もあるかもしれませんので、正式な贈り方は知っておいた方がよいでしょう。

 

正式には、敬老の日のお祝いには紅白の蝶結びの水引きを使用します。
表書きは「御祝」が一般的。
また、贈る側の名入れをする場合、肉親からであれば苗字は入れなくても大丈夫です。

 

また、のしや表書きよりも大切にしたいことは、
手紙やメッセージカードをつけること。
感謝や慰労の気持ちを、自分の言葉で伝えることが何よりギフトを特別に、印象深く、嬉しくしてくれます。

 

夏休み明けから、そろそろ準備を始めたいものですね。