親へのクリスマス・ギフト、みんなどんなものを選んでいる?

年の終わりに、お世話になった感謝を込めて贈るギフト。他人であれば「お歳暮」という形式になることが多いですが、家族や親しい人との間では「クリスマス・ギフト」として贈りあうことが多いのでは。
特に震災以降、家族の間の「絆」が強く意識されるようになり、日頃から感謝や愛情を口に出したり形にして贈ることの大切さが再認識され、家族間でのギフト機会も増えつつあるのだそうです。


そんな「家族」、特に親へのクリスマス・ギフトは、どんなものが喜ばれるのでしょうか。
人気商品や、実際に贈った方の口コミを集めてみましたので、
ぜひ、ご自分が贈るときの参考になさってください。

食事など、一緒に過ごす時間を

もともと欧米などでは家族と過ごすのが通例のクリスマス。時間と都合が許すならば、親にとって一番嬉しいのは、やはり共に過ごす時間ではないでしょうか。
特別なお料理を準備して自宅で過ごすのも良いですし、親が普段あまり行くことのないレストランなどを予約して、一緒にディナーを楽しむひとときも格別です。
そういった場合でも、食事にプラスしてネーム入りのハンカチなどのプチギフトを渡せば、さらに喜んでもらえるでしょう。

 

 

「子供の頃から、クリスマスとお正月は家族で祝うのが習慣でしたので、今もできるだけ実家の両親と過ごすようにしています。

小さい頃は両親からプレゼントを渡されるを楽しみにしていたけれど、今は私の方でお料理を手配したり、こじんまりしたレストランを予約したりして、親を招待します。こうやって一緒に過ごす特別なひとときは年に何回もあるものではないので、いつまでも大切にしていきたい習慣です」(30代・女性)

ちょっとしたプレゼントもクリスマス・バージョンに

ギフトは贈ってくれた気持ちが嬉しいもの。相手が親であればなおさらです。
奇をてらったものを贈る必要はありません。好物の食べ物や、日常に便利に使ってもらえるもの、趣味に関するものなど、相手をよく知っているからこその品を選ぶようにすれば、気持ちが伝わります。
ただし、いくつになっても華やかなラッピングの贈りものは心が躍るもの。クリスマスを意識した楽しいパッケージにして、楽しい気持ちを届けるようにしてくださいね。

 

 

「お歳暮というとちょっと他人行儀なので、親には年末にクリスマスプレゼントとして何かしらギフトを贈るようにしています。今年は父親に好みの銘柄の日本酒を、母親には羽毛でできた軽いひざ掛けを贈りました。奇をてらったギフトではないですけど、ラッピングは自分で工夫してクリスマス仕様にしたりカードをつけたりして、クリスマスらしい演出をするようにしています」(30代・女性)

グルメや温泉などの体験型ギフトもおすすめ

実家と距離が離れていたりして、直接会えるタイミングを取ることが難しい場合は、特別な時間を過ごしてもらうための体験型ギフトを贈るのもいいアイデアです。
落ち着いた雰囲気のレストランでの食事や、マッサージなどのリラクゼーション体験、日帰り温泉の利用チケットや寒い時期に嬉しい温泉宿での1泊旅行…。最近の体験型ギフトはメニューも充実しており、予算に応じていろいろなバリエーションが揃っています。
特にシニア世代になると、自らお店や施設を探したりすることに消極的になりがちなもの。だからこそ、そういった年代へのギフトとしては最適なのです。
ピンポイントで選んだ体験を贈るのもいいですが、複数のプログラムから選ぶ楽しみを贈ることができるカタログギフトにするのもよいでしょう。

 

「冠婚葬祭用のイメージが強かったギフトカタログですが、最近は個人から個人に気軽に贈ることができるものも増えていますよね。

両親とは離れて暮らしていて、一緒に会える機会が限られているので、誕生日やクリスマスにはギフトとして利用しています。何を選ぶかをあとで電話で相談に乗ったりして、コミニュケーションの機会も増えたりするのも、気に入っています」(40代・男性)