お歳暮やクリスマスギフト、お年賀。かしこく準備するヒント
年末年始の区切りを大切にする日本では、節目のご挨拶や行事などが最も集中するこの時期。
12月中旬になってから「もっと早くやっておけばよかった」と悔やまないためにも、残り1か月のこの時期に、必要な「やることチェック」を確認しておくことが大切です。
今回は、年末年始のご挨拶や贈答について、チェックポイントや工夫のアイデアをまとめてみました。
余裕のある年の瀬を迎えるために、ぜひご一読ください。
贈る人、贈るタイミングなどをまとめて整理
何かと多忙な年末年始。
お歳暮やクリスマスプレゼントなどの年末のギフトの準備に加え、帰省や実家に訪問するための手配、自分の家のお正月の準備、そして会社や知り合いとの忘年会や新年会など、スケジュールは盛りだくさん。
大掃除や年賀状の準備も必要です。
贈答だけでもお歳暮やクリスマスプレゼント、お年賀などさまざまなものを準備しなければなりません。
いろんな贈答機会が錯綜するのでモレや遅れが出てしまいがち。
大切なのは、「誰に」「どの機会に」「どういう名目で」贈答を用意するかを余裕をもって整理しておくことです。
遅くても12月の頭には準備しておきたいですね。
●マネしたいアイデア
「年賀状の住所録リストを利用します。リストをプリントアウトした上で、お歳暮やお年賀などの送り先のチェックも追加。予算なども合わせて記入しておきます。
年賀状とお歳暮関連の準備をまとめてできるので効率がいいし贈りモレを防げます」(40代女性)
物入りの季節、やりくり上手に乗り切ろう
贈答が多いということは、当然お財布にも厳しい時期ということ。
贈答以外でも帰省の旅費やお正月の準備などもありますから、とりわけ主婦にとってはやりくりに頭を悩ますことになります。
といっても、お歳暮とクリスマスプレゼントを同じ相手に贈る必要はありませんし、
帰省のお土産とお年賀も一緒にすませたりと簡略化しても基本的には問題ありません。
もちろん、各家庭での慣例もありますので一概にはくくれませんが、大切なことは節目の時期の感謝や気遣いを伝えることで、ギフトの回数ではないのです。
たとえば義両親にはちょっときちんと感を出して「お歳暮」、実家の両親には少しくだけて「クリスマスプレゼント」、そんな形でもいいのです。
また、子供がお年玉をもらう場合にはお返しの気持ちをこめて、お土産よりは少し予算をかけて「お年賀」として贈るなど、配慮しましょう。
●マネしたいアイデア
「年末年始の経費をすべて12月の家計でまかなうのはたいへん。そこで購入時期を少しずつずらしてカード購入し、決済時期を分けるなど工夫しています」(30代女性)