引っ越しや新生活スタートに贈るギフトは何が喜ばれる?
みなさんの身近にも、引越や入学・就職に伴う一人暮らしなど、
新生活の準備を始めている方も多いのではないでしょうか。
そんな人へ健康や活躍と発展を願って贈る入学、就職、引越祝い。
お祝いギフトの定番ではありますが、実はこれ、なかなか難しいものなのです。
そこで今回は“お祝いをもらった人の本音”を交え、
新生活祝いの贈り方、選び方について考えてみましょう。
新生活のお祝い、基本のマナーをおさらい
新生活にあたって贈るギフトのマナーをおさらいしておきましょう。
まず贈る時期について。
入学、卒業、就職、どれも喜ばしいことですので、なるべく早く届けるのが大切。
入学や就職は決まってから1週間以内、遅くとも決まってから1ヶ月以内には贈りたいところです。
卒業は事前にわかっていることなので、
なるべくなら卒業式の当日に届くようにすると良いでしょう。
なお引越祝いも前向きなお祝いに違いありませんが、
引越してすぐは、先方も混乱していることが多いもの。
そのため、引越し後半月程度を目処に贈るのがマナーとされています。
続いては、贈るギフトの内容について。
入学、卒業、就職、どのお祝いであっても品物を贈るのが基本。
入学であれば文房具や図鑑など学業に関するもの、
就職であればネクタイや文具など社会人に必要となる品物を贈るのが良いとされています。
引越祝いのギフトはとくに明確な基準はありませんが、
火を連想させるもの、壁に穴を開ける必要がある絵画や掛け時計などはタブーです。
それぞれのお祝いの相場は1万円程度。
相手との関係にもよりますが、
あまり高価なものはかえって負担となってしまう場合もあるので
慎重に選びましょう。
もらって困るものも。お祝いを受け取る側の本音
心を込めたお祝い。
もちろんどんなものでも嬉しいのですが、
本音をいうと少し困ってしまうギフトもある様子。
いくつかの体験談を聞いてみました。
「就職祝いの万年筆。高価なものですが、正直使う場面があまりないような・・・」(20代・男性)
「入学祝いに腕時計をもらいました。ただ服に合わせにくくて、今は机にしまってあります」(20代・女性)
「引越祝いに食器セットを贈って頂きましたが、食器は統一したく買い揃えていたので・・・。捨てるわけにもいかず、場所をとってしまいます」(30代・女性)
「引越祝いに贈ってもらったアンティークの置物。玄関ですごい存在感を放っています(笑)」(30代・男性)
「オーダーシャツの仕立券をもらいました。もちろんとても嬉しいのですが、仕立てに行く時間がなく、いまだ券のままです」(20代・男性)
もちろんこれは一部の例。
相手によっては上記のものでも嬉しい場合もあります。
やはり身につけるものやインテリアなど、個人の趣味が反映されるものは、
避けておいたほうが良いかもしれません。
好きなものを選べるカタログギフトという選択肢
心尽くしの贈り物でも、相手によっては困ってしまうこともあるよう。
逆に、もらって嬉しかったものは「金券・商品券」が多く挙げられました。
何かと物入りな新生活、金券類が有用なのは間違いないでしょう。
しかし、人生の節目に贈るお祝い、ただの金券では少しさびしい気もします。
金額がはっきりわかってしまうことにも抵抗がある人もいることでしょう。
そんなときにおすすめなのが、カタログギフトです。
新生活に必要なもの、前から欲しいと思っていたもの、自分のセンスにぴったりなもの。
贈られた側が自分で好きなアイテムを選べるので、
“もらって困る”という心配は一切ありません。
内容も雑貨、ファブリック、生活用品、家電など多種多様。
贈る側も予算に応じて自由にチョイスできます。
贈る側、もらう側、双方が満足できるカタログギフト。
この機会に、ぜひ選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。