旅や温泉、グルメから趣味探しまで、進化する体験型ギフト

最近、耳にするようになった「体験型ギフト」。いったいどんなメニューがあるのでしょうか?
親へ、親しい方へ、もし贈るのなら、どんなプログラムが適しているかしら?
そんな疑問を持つ方も多いのでは。
そこで、そんな体験型ギフトを分野別にまとめてみました。
モノではなく、楽しい時間や好奇心を詰め込んで贈る「コトギフト」、旅行からグルメ、ビューティ体験やアクティビティまで、贈る人に合わせてさまざまなチョイスができるようになってきました。

モノではなくコトを贈る、体験型ギフト

「前に陶芸をやってみたいって言ってたよね。一日体験ができるみたいだから行ってきてみれば?」
そんな形で体験クーポンをプレゼントされたら、あなたはどう感じるでしょう?
驚き?喜び?ワクワク感?

 

モノではなくコトを贈る、そんなギフトが流行しています。

 

 

コトを贈る、という意味では昔から両親に旅行をプレゼントしたり、お世話になった方に素敵なレストランの食事券を贈ったり、という形でのギフトは存在していました。

それが現在はかなりバリエーションが増え、旅行会社やカタログ会社、流通会社などから各種の体験ギフトが出回っています。
こういった、モノではなくコト、思い出に残るひとときや、普段なかなかできない体験をプレゼントする「体験型ギフト」、ある調査によると8割の人が「もらってみたい!」と思っているそう。
一方、同じ調査で「体験型ギフトを贈った経験は?」の質問に「はい」と答えた人は2割程度。
まだまだ発展途上のギフト形態と言えそうですね。

 

 

「モノ余り」「ココロの時代」、

そんな時代の空気とともに受け入れられてきた体験型ギフト、どんなタイプのものが出てきているのか、
大切な方へのプレゼントとして参考になるように、少し整理して紹介してみましょう。

 

一番人気は、温泉や旅行などのトラベル型ギフト

現在利用されている体験型ギフトで人気なのは、なんといってもプチ旅行型ギフト。
気軽に使ってもらえる日帰り温泉から、美味しい食事やゆるやかな時間を楽しめる1泊旅行など、
全国各地、多くの施設や宿がギフト対象として参加しています。

 

 

以前でしたら旅行ギフトは旅行券という形が一般的でしたが、現在は宿や施設が独自でクーポンを発行していたり、多くの施設から選択することができるカタログ型のギフトまで、選択肢も多数。

特に両親や、年配の方へのギフトとしては、手軽に非日常を体験でき、思い出にもなる
そんな旅ギフトはやはり贈り物としてテッパンですね。

和・洋・中、なんでもござれのグルメギフト

旬の新鮮な食材や地元の名産品など、季節の節目に大切な方に美味しいものを贈る習慣は、昔から私たちの国に根付いていた習慣です。
そういったお取り寄せグルメギフト、昨今は街の人気レストランやホテルダイニングなどでの食事、という形で、
優雅で楽しい時間ごと贈る「コトギフト」として発展してきました。
実際にEXETIMEなどのカタログギフトを見ると、そのバリエーションも実に豊富。

 

 

夜景の見事なホテルの最上階レストランで味わうフレンチから中華街で頂く本格中華、隠れ家風のお店での旬の食材を使った会席料理、親しみやすいビストロスタイルのレストランまで、

スタイルも料理カテゴリーもさまざまなグルメ体験が用意されています。
グルメギフトは、お家で楽しんでもらうものからお店で贅沢な時間も満喫してもらうものへ、
そんな変化が見られます。

ヘルス&ビューティ体験で癒しの時間を

女性向けの体験ギフトとして贈られた側にも人気が高いのが、高級サロンでのエステやリフレクソロジーなどのビューティ体験です。
きれいになれるだけではなく、施術を受ける時間のなんともいえない気持ち良さに癒しのひとときも、喜ばれるポイント。
さらに最近では、セルフネイルを学ぶレッスンや、メイクレッスン、オーダーメイドでフレグランスを調合してもらうサービスなど、「美プラス学び」という形態のものも各種登場しており、
1回の体験でその後の自分の時間も楽しめる、充実したプランになっています。

 

 

母親などにプレゼントすれば、いくつになってもきれいになるウキウキ感を忘れないでいてもらう、そんなきっかけになるかもしれませんね。

新しい自分の発見にも繋がる、レッスンやエクササイズ体験

カタログなどで体験型ギフトを見比べていると、
「あ、こんなことやってみたい!」と思うプログラムを見つけることがあります。
フラワーアレンジメントや陶芸、紅茶教室や、着付け教室、
アクティブなものならば、乗馬やカヌー体験、ゴルフやテニスのレッスンまで、
そんな趣味型のコトギフトも、今はとても充実しています。

 

 

少し興味があったけれど、教室を調べたり料金を検討したりが面倒でなかなか一歩が踏み出せなかった、

そんな思いが、電話一本で簡単に申し込めることによって気軽に実体験できます。
シニアになった両親などにとって、新たな人生の趣味と楽しみを見つけてくれる入口になってくれる、
そんなギフトといえるでしょう。