冬限定のお楽しみ!雪見温泉でホッカホカ
寒い冬がやってきました。寒い季節の楽しみの一つとして、温泉を挙げる人も少なくないのではないでしょうか。さらに露天風呂で雪景色を見ながら・・・なんてもう最高ですね。木々に積もった雪や、はらはらと降る雪を見ながら熱い温泉に浸かるというのは、実に風流なものです。もちろん雪は天候次第ですが、「雪見温泉」に入れたらとてもラッキーですね。今回は、冬の風情を存分に楽しめる「雪見温泉」のおすすめをご紹介します。
蔵王国際ホテル【山形県】
冬の蔵王は、まさに雪国です。スキー場でも有名なこの地では、多いときには何mもの積雪があります。「蔵王国際ホテル」では、「八右衛門の湯」と呼ばれるお風呂があり、内風呂は全面ガラス張りで解放感たっぷりに外の景色を楽しむことができ、露天風呂は間接照明で照らされた幻想的な風景を楽しむことができます。蔵王の温泉の質は酸性で、硫黄を含んでおり、肌がすべすべになる効果があるといわれています。この「八右衛門の湯」のほかに貸し切り風呂もあり、山小屋風の造りで木の香りに満ちたとても落ち着いた空間になっています。至極のプライベートタイムになりそうですね。
ホテル周辺は蔵王連峰の雄大な景色が広がっています。雪が降らなくても十分に素敵な温泉ですが、雪が積もれば温泉の雰囲気もぐっと変わって特別な雰囲気になります。都会の喧騒から離れ、空気の良い自然の中でのんびり過ごすには最適の場所です。
蔵王国際ホテル 2名様1泊2食付き宿泊プラン
四万たむら【群馬県】
群馬県は言わずと知れた温泉地。また北西部を中心に冬の積雪量が多いので雪見温泉として有名な温泉もいくつかあります。その中の一つ「四万たむら」は、室町時代から代々受け継がれ、長きに渡りおもてなしの心でやってくる人々を癒してきた温泉宿です。与謝野晶子、高村光太郎、太宰治などの文化人たちからも愛されていたそうです。「四万たむら」には6種類の浴場(そのうち露天風呂3つ)と、貸し切り風呂があります。露天風呂「森のこだま」は、まさに森の中にいるかのような豊かな自然の中のお風呂を満喫できます。雪が降れば木々に積もる雪を見ながら温泉を楽しむことができます。また、四万の名所である甌穴(おうけつ)をモデルにした庭園露天風呂は、大きな岩に囲まれたお風呂で、四万の雄大な自然を味わうことができます。月替わりの懐石料理に舌鼓を打ち、雪見温泉と大自然を楽しむ、そんな冬ならでは醍醐味を味わってみてはいかがでしょうか。
四万たむら 2名様1泊2食付き宿泊プラン
ホテルニュー水戸屋【宮城県】
宮城県仙台市の「ホテルニュー水戸屋」では、真っ白い雪が日本庭園に降り積もる様子を見ながら、ゆったりとお風呂を楽しめます。3つの大浴場と、趣の違った16のお風呂と、さらに室内プール、エステサロン、カラオケなど、ホテルでのんびり過ごせる施設がそろっています。特に、ホテルの敷地内には美術館もあり人気スポットとなっています。このあたりの秋保温泉は、古墳時代から続く歴史の長い温泉として有名です。ナトリウム・カルシウム塩化物の泉質で、神経痛や関節痛に効能があります。病後の衰弱にも効果があるとされています。また海の幸と山の幸を丁寧に華やかに仕上げたお料理は、旅の思い出をよりいっそう際立たせてくれるでしょう。スタンダードのお部屋の他に、半露天風呂のついたお部屋、和室と洋室の両方がついたお部屋、お部屋にもバリエーションがあります。この地域では降った雪も溶けずに残っていることが多いので、雪見温泉が楽しめる確率も高いですね。
ホテルニュー水戸屋 2名様1泊2食付き宿泊プラン
雪見温泉で冬を満喫しよう
今回は3つだけのご紹介でしたが、日本各地の温泉地で雪が降るところは草津温泉や長野温泉等、たくさんの名所があります。冬は体も縮こまりがちですが、温泉につかれば血行も良くなり、温泉によってはさまざまな効能が得られます。さらに冬限定の雪見温泉は本当に風情があり心も体も癒されることでしょう。ときには少し足を伸ばして温泉地に出向き、冬を存分に満喫したいですね。