仮装しなくたって大丈夫!大人も楽しみたいハロウィン
そもそもハロウィンとはどんな意味のあるイベントなのか、大人でも楽しむことはできるのか。気になる疑問にお答えします。
本来は収穫を祝う宗教的行事
そもそも、ハロウィンとは毎年10月31日に行われる古代ケルト人が起源のお祭り。本来は秋の収穫を祝い、悪霊などを祓う宗教的な行事でしたが、現在はその意味は薄れています。
かぼちゃをくりぬいた「ジャック・オー・ランタン」を飾り、子どもたちが仮装をして近所の家でお菓子をねだる現代のハロウィンは、20世紀初頭にアメリカで民間行事として定着し、世界中に広まっていったのです。
最近では、子どもが魔女や妖怪に仮装して近所の家をめぐる部分が強調され、大人も仮装を堂々と楽しめる日として日本でも定着。各所で仮装行列や仮装パーティーなどのイベントが開催されています。
ハロウィンイベントならオトナも楽しめる
自分で仮装するのはちょっと恥ずかしいけれど、ハロウィンの雰囲気を味わってみたいという方は、まずハロウィンイベントを見学してみてはいかがでしょう。
例えば神奈川県川崎市では、10月25日に日本最大級のハロウィンパレードが行われます。約2500名が思い思いのコスチュームに身を包んで街を歩く様子は、見ているだけでも楽しいですよ。
ディズニーランドのハロウィンイベントも、すっかり秋の風物詩として定着しています。ディズニーランドならどんな世代でも楽しめるので、親子、夫婦、ファミリーなどで気軽に出かけられます。
混雑する場所は苦手、という方はホテルのハロウィン企画をチェックしてみてください。ホテル内のレストランやカフェでは、ハロウィンにちなんだメニューなどを提供しています。
例えば帝国ホテルの1階にあるラウンジバーでは、10月31日までハロウィンスイーツを提供中。セルリアンタワー東急ホテルのペストリーショップでも、ジャック・オー・ランタンの形をしたケーキを購入することができます。
ホテルニューオータニ大阪では、ハロウィンナイトビュッフェを開催。仮装をした小学生以下の子は、レストランのスタッフに「トリック オア トリート」と声をかければお菓子をもらえるサービスもあります。子どもは大喜び間違いなしですから、子供連れの親子でも、孫を連れて三世代でも楽しめるでしょう。
当日思い立ってもすぐ行けるほのぼの系イベント
東京タワーでもハロウィンイベントが開催されます。大展望台1階には廃墟をイメージした特設ハロウィンコーナーが登場。お化けや魔女の衣装を無料で借りられるので、誰でも気軽にハロウィン気分を味わえます。
おなじく、ほのぼのしたハロウィンイベントとしてオススメなのが、東京の高輪エリアで開催される「T8ハロウィン物語2015」。7つの商店会の指定の商店を仮装をして訪れ、「トリック オア トリート」と声をかければお菓子をもらえます。10月31日の当日は、町に仮想したちびっ子が大勢集まるので、とても楽しい雰囲気です。家族連れで参加してお菓子をもらってもいいですし、大人だけで出かけてハロウィンの雰囲気を味わうのもいいですね。