お歳暮の品の最新トレンド、「贈られた側が選べる」「体験型ギフト」とは?

お歳暮を贈る方にとっては、11月終盤はそろそろ準備の最終時期。
もう、どなたに何を贈るか、決められましたか?
以前であればデパートなどのお歳暮コーナーに赴いて、贈る方のリストや住所をもとにひとつひとつ品物を選ぶという形が主流でしたが、
現在はネットショッピングをはじめ、贈り方のスタイルも変わってきました。
また、贈って喜ばれる品にも時代の傾向が。
そこで、何を贈るべきかのヒントをまとめてみました。
今から準備する方、まだ贈り残しのある方、ぜひご一読くださいね。

もらって嬉しいお歳暮のトレンドは?

さて、最近のある調査によると、もらって嬉しかったお歳暮のベスト3は、金券類、ビールや発泡酒、そしてギフトカタログだそうです。

 

ビールなどの身近で消費度の高い品は、やはり人気。
「もらって困った」という品の中で意外に多いものに「賞味期限が身近い食品」が挙げられますが、自分のペースで消費できる、賞味期限の長いものであることが、喜ばれるポイントなのかもしれませんね。

 

そして金券類とギフトカタログ。
これらが喜ばれる理由は、贈られる側が「自分で好きなものを自由に選べる」ということ。
期限内であれば、自分の時間に余裕があるときに選んだり使ったりできるというのも、
昨今の、自分のペースを大切にする風潮の中では貴重に思われることなのでしょう。

 

ただし金券は、値段が分かってしまうという生々しさが、やや使いにくさを感じることも。
その点、金額が分からないというスマートさ、そして数ある商品を自宅にいながらヴァーチャル・ショッピングできる楽しさがあるところが、人気の秘密なのではないでしょうか。

旅や温泉、グルメなどの体験型ギフトが人気急上昇

最近よく聞く言葉として「モノ系ギフト」「コト系ギフト」というのがあります。
モノ系というのはその名の通り、従来からある贈答品のこと。
一方、コト系というのは「体験型」といわれる、旅やレストランでの食事、美容サロンなどの利用をプレゼントとして贈ることで、今やギフト業界では大きなトレンドになっています。
使わない、好みに合わないモノは身近に置きたくないという、個々の個性を大切にする生活スタイルの変化が背景にあると思われます。

 

そんな流れの中、個々の宿やレストランなどの飲食店でも贈答用のギフト券などを発行するところが増えてきました。
贈る方の好みに合わせて、そういったギフト券を選ぶのも良いかと思いますが、
ここでも選択肢に加えたいのが、ギフトカタログです。
というのも、最近のギフトカタログの中には、こういったコト系ギフトが充実したものが増えてきているからです。

 

「モノでなく豊かな時間」を「いろいろ選べる」、体験型のギフトカタログ
今まで贈ってきたものとちょっと違ったサプライズなお歳暮として、大切な方に贈ってみてはいかがでしょう?